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年収500万以上の人と結婚したい。そう思っていたら、友人に「夢見すぎじゃない?」と笑われてしまった。
そういうこと、ありませんか。
「欲張りなのかな」「私が高望みしているのかな」と、もやっとした気持ちが残る。でも、年収500万を条件に入れることは、本当に非現実的なのでしょうか。
年収500万円を超える男性は、実際にどのくらいいるの?
まず、国の統計を見てみます。国税庁の令和7年分 民間給与実態統計調査では、1年を通じて勤務した男性給与所得者のうち、年間給与が500万円を超える人は52.0%でした。
ただし、この数字には幅広い年代と既婚者が含まれます。自営業者や公務員などは調査対象に含まれず、未婚者だけを集計した数字でもありません。年齢別の男性平均給与は次のとおりです。
| 年代 | 男性の平均給与 |
|---|---|
| 25〜29歳 | 約460万円 |
| 30〜34歳 | 約529万円 |
| 35〜39歳 | 約598万円 |
| 40〜44歳 | 約648万円 |
30代前半の男性平均は約529万円ですが、平均値は収入の高い人にも影響されます。また、この統計から「婚活中の30代男性の半数が500万円を超える」とは判断できません。
年収500万円以上という条件を加えると、年齢や地域などほかの条件と組み合わさって、検索対象は狭くなります。だからこそ、「なぜ500万円なのか」を自分が望む暮らしから考えておくことが大切です。
年収を条件にするなら、プロフィールの年収が自己申告なのか、書類で確認されたものなのかも確認しましょう。結婚相談所では収入証明書の提出を求める場合がありますが、必要書類と確認方法はサービスごとに異なります。
年収500万円は、男性として多いほう?
国税庁の令和7年分調査では、1年を通じて勤務した男性給与所得者のうち、年間給与が500万円を超える人は52.0%です。30〜34歳男性の平均給与は約529万円ですが、未婚者だけの数字ではありません。
女性で年収500万円は、上位何%くらい?
同じ調査では、1年を通じて勤務した女性給与所得者のうち、年間給与が500万円を超える人は18.9%です。
「年収500万がほしい」の裏にある、本当の気持ち
年収500万円という数字を条件にする理由は、人によってさまざまです。生活費や住居費、子育て費用への不安から、一定の収入を希望する人もいます。
子育て費用が心配。今より生活水準を落としたくない。自分の収入との合計で、ゆとりが持てるか不安。あるいは、過去に経済的な苦労をして、同じ思いをしたくないという人もいます。
その不安は、まったくもっておかしくない感覚です。お金の話を条件に入れることを、恥ずかしがる必要はありません。
ただ、「年収500万」という数字が、本当に自分の求めているものを表しているかどうかは、一度だけ立ち止まって考えてみると、見え方が変わることがあります。
たとえば、自分の年収が300万円台後半で相手が500万円なら、額面の世帯年収は800万円台です。ただし、手取り額や家賃、働き方、子どもの希望によって、暮らしに必要な金額は変わります。相手の年収だけでなく、二人の収入と支出を合わせて考えることが大切です。
「年収500万」そのものではなく、「どんな生活がしたいか」を起点に考えると、条件の見え方が変わることがあります。
たとえば、「子どもが生まれても今の家賃は維持したい」「年に一度くらいは旅行したい」「どちらかが体調を崩しても片方の収入で半年はなんとかなる状態でいたい」など、生活の場面に落としていくと、必要な世帯年収の目安が見えてきます。そこから考えると、「500万じゃなくて400万でもいいかも」とラインが変わることもあるし、「やっぱり500万は必要だ」とはっきりすることもあります。どちらも、それぞれの正解です。
条件って、全部が「絶対」じゃなくていい
婚活をしていると、条件を「外せるもの」と「外せないもの」に分ける作業が、どこかで必要になります。
これは妥協しろ、ということではありません。外せない条件は、その理由ごと大切にしてかまいません。ただ、すべてを同じ重さの必須条件にすると、紹介や検索の対象が狭くなることは理解しておきましょう。
たとえば、年収420万の人に会ってみたとします。事前の設定は「500万以上」だった。でも実際に話してみたら、穏やかで、一緒にいると気持ちが落ち着く相手だった。そのとき、どちらに近い感覚が来るでしょうか。「やっぱり不安が残る」と思うなら、その条件はあなたにとって本当に大事なものです。「会ってみたら気にならなかった」なら、フィルターを少し広げる余地があるかもしれない。
プロフィールだけでは判断しにくい条件は、検索範囲を少し広げ、安全に配慮したうえで話してから考える方法もあります。どこまで広げるかは、自分が無理なく受け入れられる範囲で決めてください。
重要なのは、自分がその条件を「なぜ持っているか」を理解しているかどうかです。理由がはっきりしていると、少し揺らいでも自分に戻ってこられます。
条件の優先順位は、誰かに決めてもらうものではなく、自分が経験しながら少しずつ整理していくものです。最初から完璧に決めなくていい、というのも、ひとつの安心材料になればと思います。
急がなくていい人・相談所が向いていない人もいる
ここまで読んで、「今すぐ条件を見直して動かなきゃ」と感じた人がいたら、少し落ち着いてください。
婚活は、タイミングが合わない時期に無理に続けても、消耗するだけのことがあります。仕事が立て込んでいる、体や気持ちがどんより重たい、そういう時期は、少し間を置くのも選択肢です。
また、オンライン結婚相談所に向いていない人もいます。サポートを受けながら進めることよりも、自分のペースで気軽に出会いたいという人には、アプリのほうが合っている場合もあります。費用感が合わない時期も、もちろんあります。
自分の今の状態に正直でいることが、一番大切なことだと思います。
一人で考えてもわからなくなってきたら
「自分の条件をどう整理すればよいか、ひとりでは決めにくい」と感じることもあるでしょう。
オンライン結婚相談所の中には、担当者に条件を相談できるサービスがあります。ただし、相談回数や連絡方法、紹介の仕組みはサービスやプランによって異なるため、契約前に確認してください。
無料相談が用意されている場合は、料金総額、収入証明の確認方法、紹介人数、担当者への相談範囲を質問し、その場で契約せずに比較する方法もあります。
オンライン結婚相談所について、もう少しだけ知りたい方はこちら
また、40代での婚活については、年収条件の考え方とも重なる部分があります。年齢と条件の交差点で悩んでいる方は、こちらも読んでみてください。
「年収500万を望むのは夢見すぎか」という問いの答えは、人によって違います。あなたの感覚が間違っているわけでも、高すぎるわけでもありません。ただ、数字の先にある「どんな生活がしたいか」を少しだけ言葉にしてみると、次の動き方が見えてくることがあります。
焦らなくていいです。あなたのペースで、ゆっくり考えてみてください。

